20060101 新年のご挨拶
 

あけましておめでとうございます。

この場を借りて、新年のご挨拶をさせていただきます。

 

昨年は大変お世話になりました。

未熟者ではありますが今年も精一杯、好きなことをしたいと思います。

本年もお願い申し上げます。

 

2005年は、私達にとっては激動の一年となりました。

早々に独立したこともあって住まいが変わりました。

「奥沢」から「東日本橋」へ

世田谷の住宅街にあるアパートから

馬喰町の問屋街の真っ只中にある工場ビルをコンバージョンしたビル

「エンゼルタワー」の4Fへ移転しました。

 

 

今までと全く異なる生活環境。

オフィスを構えるにあたり、自分が「感じる」場所を捜し求めた結果です。

暮らしを考え、暮らしの豊かさを再考することの重要性を、自らの1年の生活を通して学びました。

 

めぐり合わせとは不思議なものです。

活動の場所を移してダンボールを空けきらないうちに、仕事の依頼が立て続けにきました。

いくつかの偶然が重なって、いくつかの出会いがありました。

昨年、新しくめぐりあえた方々へ感謝をすると共に

苦しかった時に支えてくださった多くの方々へ、この場を借りて心より御礼申し上げます。

 

また昨年は、コンペの入賞がきっかけでミラノサローネへ初めて行きました。

活動の場所は日本だけには限らず、今後も世界を見据えることになるのでしょうが

ふと日本の自分の周りのことを考えると、破綻した制度や風習、社会的な差別、業界の常識

多くのことを見直し、修正しなくてはならない時期に来ていると感じます。

今年1年、自らの活動を通じて、何らかの答えが出せると良いなと思っております。

 

 

昨年末より、第2の故郷でもある新潟、越後妻有において活動を再開しました。

私が現地でお世話になった多くの方々の顔が頭から離れず

地域再生の為、お手伝いをさせて頂くことになりました。

今までの経験を生かすと同時に、また学ぶことが多い1年となりそうです。

自分の信じること、思うことを精一杯やりたいと思います。

皆様にとっても実り多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

2006.1.1  冨川浩史

 

 
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